論文式試験対策

論文式試験は、8月下旬に3日間にわたり実施される過酷な試験です。短答式試験の試験科目に加えて、租税法と選択科目(経営学・経済学・統計学・民法から1科目を選択)が加わります。直前の5月下旬に実施される第Ⅱ回短答式試験で合格して論文式試験の受験資格を得た場合、5月下旬の短答式試験後、ましてや6月下旬の合格発表後に論文式試験対策を始めたのでは、とうてい間に合いません。少なくとも試験科目自体が追加になる租税法や経営学、できれば短答式試験対策と論文式試験対策にギャップが大きい試験科目も、前年12月上旬に実施される第Ⅰ回短答式試験後から対策を始められた方が良いでしょう。

さて、短答式試験と論文式試験の一番の違いは、理論問題が記述式になる点です。短答式試験の理論問題では、記述の正誤さえ判定できれば良かったのですが、記述式となると専門用語を正確に理解して使いこなしていく必要があります。また、勉強の対象も広がっていきます。各試験科目によっても有効な対策が異なってくるので、せっかくの短答式試験合格を無駄にすることのないよう、試験科目に合わせた勉強方法をご提案していきます。

財務会計論の論文対策

監査論の論文対策

経営学の対策