令和4年度公認会計士試験の試験範囲の要旨が公表されています

公認会計・監査審査会のHPで、令和4年度公認会計士試験の出題範囲の要旨が公表されました。

2021年12月実施の短答式試験に関する出題範囲ですから、例年通り、令和3年4月1日現在施行(適用)の法令等によるとされています。「監査論」には、「令和22 年11月6日付で企業会計審議会において改訂された「監査基準」及び「中間監査基準」の改訂内容については、出題範囲に含む。」とされています。

この改訂監査基準には、令和4年(2022年)3月期の監査から適用になる「その他の記載内容」に関する改訂と、令和5年(2023年)3月期の監査から適用になる「リスク・アプローチの強化」に関する改訂が含まれています。この点については明確にはなされていませんが、適用のタイミングで判断すると令和4年(2022年)3月期の監査から適用になる「その他の記載内容」に関する改訂は試験範囲になるということなのだと判断されます。