監査論の論文対策

監査論は時間で大問2問が出題されます。第1問が純粋な理論問題中心、第2問が事例問題中心の出題になっています。1問あたり2行~6行程度の記述を大問あたり40行程度は求められます。純粋な理論問題というのは、例えば以下のような問題です。

監査人が保持すべき独立性と職業的懐疑心との関係を説明しなさい。(令和2年度論文式試験より抜粋)

一方、事例問題では、ある架空の被監査会社の状況や監査人の対応状況が資料として与えられて、リスク評価(リスクや財務諸表への影響の指摘)やリスク対応(指摘したリスクに対する監査人のとるべき行動)等を記述させます。純粋な理論問題と事例問題では適する勉強方法が異なってくると思うので、それぞれについて提案していきます。